2015年9月19日(土) 日本鳥学会大会に参加
昨日から、兵庫県立大学神戸商科キャンパスで鳥学会大会が開かれている。私はきょう、研究仲間との連名で、「ハチクマはハチの攻撃をどう防いでいるかーとくに羽毛の糸状微粒子の役割についてー」発表した。ハチクマの羽毛には糸状微粒子がびっしりと付着しており、この微粒子がハチの攻撃を軽減するのにかかわっている、という内容だ。多くの人の関心を呼んだようだ。
午後には、東大研究室OBの江田真毅さんの黒田賞受賞記念講演があった。「考古鳥類学」の現状と課題、という演題で、これまでのアホウドリ関連の研究を中心に話された。江田さんは現在、北大総合博物館の講師をしている。
大会は21日(月)まで続けられる。いろいろ興味深い発表があり、おおいに楽しんでいる。
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黒田賞を受賞した江田真毅さん(左から2人目)と。
左端は山階鳥研の尾崎清明さん、右端は東大・生物多様性の藤田 剛さん。
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